県民の多くが、見守っていた結果です。県議会への失望は広がっています。私にそういう声が届くからです。
条例が不備が多いのならば、受理する前に、すり合わせをして最低限の直しをその時にして、議会審議に値するまでのものを受け付ける方がよかったのでしょう。結局入口の議論で終わってしまったからそう思ったのです。
修正案は有志の皆様が努力されて、せっかく修正出来たのにもったいないことです。その案には、只今の中電の防潮堤工事が終わり、その安全性や、その他の全ての安全性が構築できた暁に、また国が再稼働をさせるとなった時に住民投票する。たしかそのような案だったと思いますが、3連動の地震のこともあり、浜岡の再稼働は当分向こうになるでしょうし、あるとしても、日本中で一番最後の再稼働要請があるかないか。
その時に住民投票でもよかったのだと思います。それが修正案でした。
時代が進めば、畜電池システムももっと安価にできるでしょう。スマートグリット等の新しい技術もどんどん出てきます。
もう少し時間を掛けて考えてもよいのかもしれません。
しかし、県民の声に応えられなかった県議会の姿勢には問題を感じます。どうして「決議」をしなかったのでしょう。再稼働への縛りをつくるのも1つの方法です。
そうすれば、市民団体も少しは面目がたちますし、議会の踏み込んだ姿勢も見て頂けたのではないでしょうか?
正しい知見が取りにくい原子関連。
中部電力管内は、電力会社の先見性があってベストミックスで、発電がおこなわれています。原子力の割合が10数%であり、火力発電所もつくられたので、安定供給を頂いています。
自然エネルギー、再生可能エネルギーなどの連携等を合わせて、電力会社とは話し合いをしていきたいものです。