中小企業、厚生年金代行割れ解散で5200億円の負担

ようやく選挙の気持ちが切り替わったようで、新聞に目が向くようになりました。自覚症状はなくも選挙の時は選挙モードになっているのだと後から気づく我であります。
 目を引く話題がいくつかありました。
 企業の現預金が最高を更新して225兆円になった。しかし、設備投資に回らず、内部留保、それは多くが国や地方の借金の穴埋めに向かっているように。
 参議院6月19日可決成立した厚生年金基金制度改革法。9割の基金に解散を迫るもの。母体企業が損失補てんを2000万円近くしなければならない中小企業もあり、大変な様相です。景気回復にも影響もあるかもしれません。・・どうして厚生年金部分の代行割れが大きくならない時期に、その運用を止めることができなかったのでしょうか?投資はそう簡単にやめられないものですが、決断というものの遅れが被害を拡大しますね。
内部留保金が多い企業はよろしいでしょうが、中小に企業には今後の行方が気になるところでしょう。
 もう1つ、民活空港法成立とありました。空港運営権が民間へ売却されます。その対象に見込まれている空港に静岡空港の名も見えます。収益性の高い仙台空港などは争奪戦も。今後の動きを注視したいところです。

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