エジプトの女性の研究者が、東大で論文を出筆中という記事を切り抜いてありました。たしか秋ごろの新聞だったと思います。すごく興味を持ったものであったので、いつか皆さんにもお伝えしたいと思っていました。
エジプトの女性から日本の女性を分析した視点は、こうです。
「子供を産むと家に入り子育てに専念する、家の中では女性たちは取り仕切り、子供に世の中のことを教え、栄達の道を教え、愛国心を育てる。子供への教育を通じて社会を動かすほどの力を持っているので、日本の女性は社会で主体的な役割を担っている」
「西洋では、このスタイルは奇異であるが、エジプトでも母親の役割が大きく、母親は子供の人格形成を通じて社会の方向を変えていく。表向きは男性優位であるものの内面では女性が大きな力を持っている」ともいわれます。
日本のフェミニズムが、社会で成熟しにくいのは、日本の女性の価値観の特徴的なものがあるのかもしれないとこの記事をみて感じました。
子供を産み育てるには25年はかかります。その25年のスパンが昔ほどの時間的猶予があればいいのですが、25年が今では社会変化が凄まじいので、子供を育てることで社会を牽引するだけではなく、女性自身がやっぱり牽引する担い手になって頂きたい。
日本の女性の良さを活かしつつ、さらに地域社会の直接的担い手の一人として、さらに活動できるよう、社会が応援していくべきだと思います。