県議選の総括 期待に応えられないことに深くお詫びいたします

この度の選挙において、私に投票頂きました15678人の市民の皆様に、心から申し訳なく存じます。誠に申し訳ありませんでした。
4年前の選挙結果と投票率5%下落という違いはあるもののほぼ同じであり、前回の164票とほぼ同じ174票の差で惜敗いたしました。4年間の浪人中をお支え頂きた後援者の皆様に申し訳なくお詫びの言葉もありません。お許しください。
一口に4年と言いましてもなかなか時間的に苦しい時期を過ごしましたのでどうしてもこの再挑戦は結果を出したいと後援会の準備を2年がかりで進めて頂きましたが、力及ばず私の力不足を恥じております。
以下は、今感じていることをそのままに列記して、反省を含めご報告いたします。
1・県議会が市民に見えにくい 
私たちのまちや地方分権社会にどういう役割を担う議会であるかをもっと普段から伝えていく必要あったと思います。有権者の約半分の方が棄権する事態を重く受け止めています。投票率向上には、県議会が活性化しないかぎりこの傾向は続くと思います。
2・女性の政治参画の大切さは女性の半分の皆様には理解された
女性の方々に支持されていることを手ごたえとして感じていました。ただ、地域選挙(わがまちから代表者をだす、地域の候補者だから応援するのは当たり前、地域既得権)になってしまって、女性たちは行動を起こせなかったと感じています。(村八分になるという言葉に出会うとき、女性たちは時代や社会のどこに価値観をもち、生活の安定につなげるのかと悩みました。)
3・女性や立場のないものへの差別偏見の存在は否めない
主張を聞いてくださる場の提供において、差別はありました。候補者の考えを広く聞いていただいて判断をして頂けることは、選挙の意義にふれる大事なことではないでしょうか?あえて閉ざす風潮はそこかしこにありました。
4・選挙結果が全く前回と同じということへの疑問と考察
政党が地方で政党の支持拡大をするため、2議席独占を目指すこと自体は疑問には思いませんが、その選挙方法(体制)に疑問を持ちます。経済カルテルのように思えるのです。自由な競争の妨げは有権者の意思決定に微妙に作用し不利益です。しかし、金銭が絡まない限りこれは違法ではないのでしょう。(ある業界大手が、生産者へ出荷抑制の言葉を発するという心理的圧迫は恫喝的であり、その行為は疑問視している)
もう一方で、有権者の投票行動(選択の思考)の属性が、同じ組み合わせの候補者ならば、割合は同じであり、浮動票的属性への強烈なる政治課題が無い限り、属性の行動規模は等しいというきれいなデータなのかもしれません。
5・その他
私の政治活動の可視化、政策方針や各施策の企画趣旨などの説明不足など、有権者へのアピール不足を改善できなかったこと反省しています。

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