怠け癖が付いたようで、活動報告がなかなか書けず、反省しています
障がい者福祉関係の活動が増えて、時間配分が変わっています。今日は久方ぶりに茶の活動について書きます。
奇妙の表題で、カタカナばかりですね。
第3回日本茶AWARDがもうすぐ12月2日~4日に開催されます。2日は朝の7時、渋谷集合で準備があります。
3年前にAWARD(アワード)を始める議論している中で、何時から始めるのかという場面で、当時「今年」からとなりました。今振り返ると無謀だったかもしれませんが、3年後の現在では様々な要因で無理だったかもしれません。
今年もよいお茶を消費者の皆さんの前に提供し、三方よしではなく、四方良し(生産・流通・文化・消費)のコンテストにしたいものと、多くの日本茶インストラクターと準備をしてきました。当日の奮闘にご期待ください。
さて、東京オリンピックの話題が今日もあり、場所が二転三転してまた元に戻ったりしていますが、前々回のロンドンオリンピックの時のこと、選手村で消費されるレモン、コーヒー、香辛料、お茶などは、フェアトレードの商品だったそうです。
後進国で生産される商品が不当な値段で取り扱われない様、子供たちが学校に行って勉強ができるほどの世帯の収入になるように配慮した取引を行っていると聞いていますが、日本茶はその基準に適合するでしょうか?と疑問に思うのです。
確かに商品になっているお茶は、以前から変わらない値段で売れていますが、茶市場で取引される荒茶を生産している生産者の時給を計算してみると、最低賃金である800円ほどになっているかと言えば、それ以上の生産者もいますが、それ以下の方々が増えているのも現実です。相場取引ですから、最低賃金が当てはまらないという考え方もあろうかと思いますが、近年の茶価の厳しさから離農する生産者が増えている原因に、収益性がないからというのは、高齢化という理由と双璧だと思います。
相場を展開する皆様に、茶づくりへの思いも千差万別ですから誰もが生活できるようにとは言いませんが、日本茶が好きで、日本茶を生産して子女を学校に通わせる若い担い手に、適正なる経営ができるようご協力とご指導をお願いしたいものと思います。
日本茶AWARDに並ぶ日本で最高級のお茶は、誠に素晴らしいお茶の数々です。そのすべてのお茶に生産者や流通者の主張を感じるものばかりです。
今年の日本茶AWARD2016にもご期待ください。