「女性の政治参画」講座の準備時には迷いがあったが、

 私自身が当事者でもあり、女性議員0人にした事実をつくってしまったという思いから、講座のファシリテーターという役割をさせて頂くには迷いがありました。それでも本日参画させて頂いて良かったと思います。主催者や講師の先生、また同じファシリテーターの皆様に感謝致します。
 
 私からの5分間スピーチでは次のことを申しました。1)私なりの掛川市の現状分析と2)女性議員の力が必要な時代であるということです。
 
 女性立候補者数でさえ、全国平均を大きく下回っている掛川市と今治市。議会や議員活動に対する意識が薄いのではないか。
 これは市民が悪いのではなくて、数少ない女性議員であった私の反省でもあります。議会の役割や権能、議員の役割や活動の有効性を伝えてこなかったのだと。身近であり社会や生活に関わる重大な組織である議会が意識の対象になっていない現実を改めて確認して頂きました。
 また、生涯学習のまちの市民は大変奉仕の心に富み、社会貢献活動を展開しておられるが、組織的に活動する女性達の団体をあまり見ない。女性達は組織で行動するより仲間たちと小回りのきく程の活動体の方が好むのではないか。小さな活動は尊いです。しかしそれは女性議員を支援する力強い動きをにはイコールにはならない。力を集めるということに苦手なのかもしれません。
 次は分析よりももっと伝えたかった「女性の力が必要な時代」という御話をしました。行財政改革の時代だからこそ女性の視点や感性が必要とされるということを中心に申し上げました。
 
 

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