3月はこの活動に終始しました。10日までパブコメ提案期間に、31項目の意見を提出しました。団体・個人を合わせてそれほど多くの意見が寄せられたわけではないようです。その後15日にはインストラクター協会としての追加意見を出すことになり、その取りまとめも。22日には徹夜に近い状態でまとめ、農水省へ協会の意見として提出しました。
私が問題としていることは次の点です。
①生産地の現状認識の甘さ、②セシウム対策に限らず、総合的な安全安心な茶づくりへの対応強化、③消費拡大・新マーケットへの転換・輸出戦略の基本的スタンス(文化・機能性)、④中山間地茶業の現状認識に甘さと中山間地域直接支払い制度の拡充、④市民主体のお茶のまちづくりの推進、⑤茶道だけでなく多様な喫茶の価値の創造、⑥茶文化及び茶文化財の多様性、⑦機能性の研究推進、⑧人材育成、茶学のすすめなどです。
数々の意見は、方針案を修正しているようで、真摯な農水省の対応に感謝しつつ、今後の大事な方針だけに、多くの意見が更に盛り込まれることを期待しています。
茶業界が初めて持つことが出来た法律です。そして初めての法に係る基本方針です。大切なものですから、意見を申し上げて行きたいものです。・・・ただ、今月末が区切りのようです。もう時間がありません。・・・
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