毎年市内の医療・薬剤・看護・介護の関係団体が、企画運営してくださる医療政策講演会は、医師である国会議員を講師としてお招きされます。
本日は民主党の参議院議員桜井充先生が講師をお務め下さいました。
本題は、小泉改革や 、アメリカからの外圧などで、日本の医療や保険がどうなったか等お話しだったように思いますが、幅広い角度や知見から色々なお話しが出てきました。
その中で、私の平素考えるところと同じことを聞けたので、大変励まされたように感じます。
①国の補助金が出ない看護師らの経営の「ナーシング・ホーム」の考え方の重要性、介護保険制度設計や特養施設の見直し。
②介護における口腔への対応の必要性から医療と歯科との連携推進。(これは私の考える茶の効能と口腔環境改善への関係性の研究へ繋がる)③児童福祉(虐待など)の観点や働き方の見直しで、0歳児保育を施設保育ではなく家庭保育が当たり前に出来るシステムの構築。など
そのほか、色々なデータを駆使した説明で大変勉強になりました。例えば口腔の清潔が認知症を軽減させる、医療費の割合の高いアメリカなどより最高の水準の医療が提供されている日本。内需拡大策としてに医療から介護分野への税を投入し、経済の活性化へ「ものづくり」に頼りすぎないもう1つの柱も創るべきという解説も。 新病院開院に向けて、地域医療の構築に大切な時期を迎えているだけに、大変参考になりました。
質問には関係者がしたいだろうと遠慮してしまいましたが、看護師の職務権限拡大を法改正で行う準備があるか否かを伺いたかったです。
また機会があれば訪ねてみます。