講演を拝聴、会場で参加の皆さんが頭を抱えて

毎週日曜日にテレビ出演されている寺島実郎氏の講演が掛川でありました。とても大切なこれからの日本のゆくすえを考える諸課題を伝えてくださいました。政治やマスコミから出てくる情報がかすんでしまうほど、頭を抱えてしまう深刻な実態を直感しました。賢明な市民達は、最新の正確な情報を共有する必要がありますね。情報量が多い方からの示唆は重く深いのです。

オバマ大統領の再選は、対話と協調路線をアメリカが選択したこと、世界は全参加型の世界秩序へ向かっている、米中(習近平)は協調へ、ワシントンポストの「日本の没落」の特集、7兆円の天然ガスを輸入する日本、アメリカは中東離れ、1860年代に油田発掘以来のシエールガス・オイル発掘に湧く・アメリカに良い風、21世紀もアメリカ主導へ、埋蔵量は中国が世界1、水を使わなくても精製技術で中国有利、原子力への立ち位置の不思議な国・日本、などなどお話しの数々。

そういえば、昨日伺った講演でも
日本はアメリカが好きだけど、アメリカはそれほど好きではないことを日本人はわかっていない。
対米、対中を考えるとき、教育で「近現代」を教えていないことが、そもそもの問題。  
と拝聴した。

日本だけ停滞しては居られない事態に、私達は何をなすべきか。
頭を抱えていても何も解決しないわけで、とにかく勉強しなければなりませんね。

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