国民の借金増。年末に県議会会派と県庁各課へご挨拶。

 政権交代し、県庁では悲喜こもごも、25年度予算編成が大幅に遅れたり、公共事業に予算が増額されることが予想され、にわかに大忙しの年末年始になろうかと思われます。
 10兆円の公共投資が増えても、県も各市町でも緊縮財政で、明日のまちの糧、将来への投資へ財源を充てることなど考えてもいない所が多い中で、予算だけ国から下りてきても、さて、その予算を何処で使うのか、消化できる体力のあるまちはどこか等、探さなければなりませんね。
 農道や農地整備などは各市町にもかなりの担金が発生します。県道であっても10%の市町の裏負担は必要です。下水道事業ではたぶん50%が市町の負担です。(内45%が起債)市町が将来負担率に苦しむような所では、財源を消化できないでしょう。
県でも予算が使えそうなところを探すのでは?と感じています。
 その為、国でも交付金・交付税で何兆円かを基礎自治体へ交付していくことも視野に入れているようですが。
 財源があるので、地元でまちづくり計画を立てず地元で議論もせず、要望されているところに、予算が投下される、また市でまちの将来像を構想立案しないで、継続事業でむやみの財源を使ってしまう、こうなるのがもったいなく予算最適化にならないのだと思います。
 せっかく赤字国債を連発して出てくる財源です。国民の借金です。適性に使いたいものです。
でも私達のまちでは将来負担率が来年度から県下最下位になると言うことがもっぱらの評判ですから、起債の償還に充てるかもしれませんね。交付金ならば。
・・・浄化槽事業の予算はきっと大きくなると想像しています。会計検査委員の所見で環境省が大きく予算要求を財務省へするはずと、私は想像しています。ハズレたらごめんなさい。
・・・HPを見てくださったのか、関係者から、浄化槽事業の要求予算は満額となる見通しですと情報を頂きました。市の担当者と一緒に霞が関を歩いた甲斐がありました。

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