更に株も上がり、円も安くなって、100円までというシナリオもあるそうで、金融や輸出関連産業は環境改善か。それでは天然ガス資源の代金では、どのくらい国の資本が流出していくのだろうか?必ず電気代は上がるはず。輸入品の原料や食料等も上がるのでしょう。
私にはマクロやミクロの関係性がわからないので、好みで好き嫌いを言ってしまうが、地域再生へ公共建設事業一辺倒ではない、産業の再生を即す政策の方が好きです。
何時の新聞記事だったか、切り抜いてあります。こんなことが書いてあります。
「24年4月に中小企業庁が打ち出した政策で、東北のある水産加工会社は5月、再生支援機構の仲介で地元の同業者と経営統合。銀行は旧債務を免除し(帳消しと言うことだと思うが)、新会社に融資を実行した」とあります。これは素晴らしいと読んだ瞬間思いました。私の近くでもそれに似た形の再編とうか吸収というか?(内情不明だが)企業の清算と合併がありました。
私達のまちの茶業界を見ても、茶商の皆様のご活躍はあるものの、茶生産者の窮状は余りにも厳しい。歯を食いしばって生産されおいしいお茶を毎年お届けしようと努力に努力を重ねていても、採算割れが続き、せっかくの担い手もお茶だけでは子供を育てられないと悲鳴をあげています。苦しい経営は容易に想像できます。
こういう考えは出来ないでしょうか?
例えば、「南部に位置するA工場と北部に位置するB工場の経営統合。両工場が抱えている債務は免除され、再生計画に融資と言う支援を頂く。もちろん再生計画には、茶農協から会社へ、商品開発と栽培製造の改革、さらに商圏拡大、茶商とのコラボレーションによる新たな事業展開などなど」
時代と共に消費者の消費動向は変わります。「このお茶しかありません。これが最高のおいしい御茶です」とは売り手は言えないはず。消費者に「あこがれ」をもって購買頂くお茶を提供しなければ売れません。
リセットと戦略が必要です。この作業が出来る銀行OBの方々や専門的分野に精通している人材を活用して推進すべきだと思います。ソフト支援に予算が付く事業がほしいですね。
私のようなものでも、無償のお手伝いできることはあるように思えます。
10兆円を公共建設だけに使わず、借金を増やすなら、実態経済の再生へ小さな単位へも資金誘導をお願いしたいところです。
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